家族婚は気まずい?ペーパーアイテムや会場内装飾の準備のコツ

フォトスペース

結婚が決まると思い浮かべるのが「結婚式」
どこでやろうか、どんな形にしようか、誰を呼ぼうか‥考えることはたくさんありますね。

結婚式にはさまざまな形がありますが、新型コロナウイルス以降増加している形が「家族婚」。実際、式場やブライダル会社が提供するプランには「家族婚プラン」が増えています。しかし、身内がゲストとなる結婚式って、【なに】を【どれくらい】、【いつから】準備すれば良いのか、悩む方も多いはず。

私もそのうちの1人でした。特に悩んだのは、ペーパーアイテム】【会場内装飾】【演出】の3つ。

「家族婚だけど招待状や席次表は必要?
広い会場だと寂しい?でも結婚式らしく広い会場でちょっと豪華にやりたい‥」
「家族婚の場合は食事会形式?披露宴形式?
「家族だけで気まずくならないかな‥」
演出は必要?場は持つ?笑」
など初めは悩んでばかりでした。


結論からお伝えすると、私たちは招待状は用意せず席次表は用意しました。参加人数は15人程度でしたが、100人以上収容可能な大きな披露宴会場を選びました。形式は食事会形式+披露宴形式のハイブリッド(笑)演出も取り入れました

ペーパーアイテムや会場内装飾、演出を通して、家族みんなが楽しめる空間づくりをした結果、気まずい空気などなく温かく楽しい雰囲気を作り出すことができました。


このページでは、私たちが家族婚に向けて行った、【ペーパーアイテム】と【会場内装飾】の準備について詳しくお伝えしていきます。【演出】については【体験談】家族婚でも盛り上がり、感動に包まれた披露宴演出5選!をご覧ください。

同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです(^^)

私たちの結婚式全体のスタイルやテーマの決め方については、【体験談】私たちの家族婚スタイル。準備はまずテーマ決めからをご覧ください。

目次

ペーパーアイテム

私たちが実際に用意したペーパーアイテムは以下の5つです

  • 席次表+タイムライン+プロフィールブック(合わせて1枚)
  • 席札
  • ウェルカムボード
  • メニュー表
  • お車代の封筒

家族婚だからこそ、省けるところは省き、時間をかけるところはかけるとメリハリをつけて準備を進めました。準備したタイミングは、記載事項(参加者、席次、タイムライン、メニューなど)が最終決定した段階でなるべく早く準備しました。あまり早すぎると万が一何かしらの事情で変更があった場合に再注文となってしまうため、あまり焦りすぎず、変更がないと決まってから注文するのが安心です。

【私たちの準備時期】
・席次表+タイムライン+プロフィールブック→挙式1.5ヶ月前
・席札→挙式1.5ヶ月前
・ウェルカムボード→挙式2ヶ月前
・メニュー表→挙式1ヶ月前
・お車代封筒→1.5ヶ月前

ひとつずつ紹介していきますね。

席次表+プロフィールブック+タイムライン

前述したように、私たちは食事会+披露宴のハイブリット形式で、テーブルは流し(長方形の長テーブル)を使用しました。家族婚で参加人数は多くないため席次表はコンパクトに収まることを利用し席次表、プロフィールブック、タイムラインを一体化して作成しました。

席次表表
おもて面
席次表裏
うら面
席次表全体
来場した人から手に取ってもらうスタイルに



こちらは、PIARYで作成しました。 商品ページはこちらから♩

PIARYにはさまざまなデザインの席次表が用意されており、その中でさらに自分で好きなようにレイアウトできるのでとてもおすすめです。私が作ったものも完全オリジナルレイアウトで、席次表+タイムライン+プロフィールブックを一体化させました。参加人数が多いと、席次表の提示に3面必要になる場合が多いですが、家族婚で参加人数が少ないからこそ、席次表は1面に収まり、他にタイムラインやプロフィールブックの要素を取り入れることができました。

タイムラインはいくつかのレイアウトが用意されており、どれもオシャレで簡単に作ることができます(^^)

席次表は、披露宴会場の席に置いておくことも多いと思いますが、私たちは、家族・親族が式場に到着したら真っ先に手に取ってもらえるように用意しました。家族婚の良いところは身内しかいないので参加者もリラックスできること、待ち時間も落ち着いて過ごせることです。親族紹介式までの時間や、挙式開始までの時間などにゆっくりみてもらえるように、はじめに手に渡るようにしました。

プロフィールブックとして、前撮りの写真やふたりの簡単なプロフィールを載せました。このプロフィールがお互いの家族同士の会話のネタにもなり、また相手家族に自分を知ってもらう機会にもなるためおすすめです。

PIARYでは、印刷込キットを注文すると、印刷が完成したペーパーやシール、カバーなどが別々に送られてきます。それらを自分で組み合わせて完成形となります。簡単な作業なので少人数であればそんなに時間もかかりません。私たちは7世帯分で20分程度で終わりました。

席札

席札
席札裏面メッセージ


こちらも、PIARYで作成しました。 商品ページはこちら

PIARYには席札の種類も豊富に用意されており、結婚式のイメージや自分たちのイメージに合わせたデザインを選ぶことができます♩

また席次表や招待状、席札などの組み合わせ次第で、ペーパーアイテムのどれかが無料でついてくるという夢のようなサービスもあるので、ぜひ確認してみてくださいね♩

席札のうら面には一人一人へメッセージを書きました(^^)せっかくの結婚式で家族婚なので、新郎新婦の思いを伝える時間や場をしっかりと設けたこともよかったと思っています。

メニュー表


メニュー表はminneで購入しました。商品ページはこちら

私たちはトレーシングペーパーのメニュー表を選びました。左(上)の写真は実際に私たちの結婚式の様子で、黄色いお皿の横に置いてあるのがメニュー表です。写真では、メニュー表の中間部分が白くなっていますが、下に白いナフキンがあるためそのように見えてしまっています‥

とてもおしゃれで素敵なメニュー表でしたよ♩

家族内・間でメニュー表を手に取りながら、お料理についての会話も弾む(ネタが一つ増える)ので家族婚であるからこそメニュー表は準備したほうが良いと思います。


お車代の封筒

お車代封筒
出典元:minne


お車代の封筒もminneで購入しました。商品ページはこちら

お車代は、遠方から新幹線で来てくれる家族へ実費の半分程度を渡しました。

あまり目立ちすぎることは控えたかったので、こちらを選びました。
シンプルなうえに上品で素敵でした(^^)

大きな披露宴会場の会場内装飾

続いて、披露宴会場の装飾についてです。

冒頭にも記しましたが、私たちは100名以上の使用も可能な大きな披露宴会場を選びました。

式場には少人数婚用の小さめな会場もあったのですが、あえて大きな会場を選びました。
その理由は以下の3つです。

  • 開放感が欲しかった
  • ゲストに小さな子供がいるので子供が遊べる場所が欲しかった
  • 家族婚とはいえ、多少なりとも『披露宴』という豪華さを出したかった


ただ、少人数婚で大きな会場だと、『会場が広くて寂しくなってしまうのでは』と悩みました。

加えて、流し(長方形)のテーブルにしたので、余計に空きスペースが多くなり、寂しく感じてしまうことが不安でした。

そこで会場が寂しくならないように工夫した点は次の4つです。

  • 写真、サンドセレモニーなどの展示ブースをいくつか作る
  • 花で装飾されたフォトスペースを作る
  • キッズスペースを作る
  • 席を隣同士近くなりすぎず、ゆとりを持った配置にする

これらを工夫した結果、少人数でも寂しさは全く感じられない披露宴会場になりました♩

写真やサンドセレモニーなどの展示ブース

展示ブース
展示ブース


食事には流しテーブルを使用しましたが、その周りに丸テーブルを配置し、写真やサンドセレモニーなどを配置しました。

広い会場のスペースが埋まり、かつ家族も好きに回ってみれるので楽しめるブースとなりました(^^)

フォトスペース

フォトスペース
フォトスペース
ケーキ入刀
家族写真


食事の際は流しテーブルで私たち新郎新婦もそこに加わって食事をしましたが、それとは別に『高砂』のスペースに花で装飾した『フォトスペース』を設置しました。

このスペースでは、名前の通り家族で写真を撮ったり、ファーストバイトやサンドセレモニーなど演出時にも使いました。

会場のスペースを埋められるだけではなく、一気に華やかになるので雰囲気が明るくなりますよ♩

キッズスペース

キッズスペース


私たちの結婚式には小さな子供が2人出席してくれたので、その子たちが遊べる『キッズスペース』を設置しました。

子供たちに飽きずに過ごしてもらうためにもなりますし、大人も一緒に遊べばさらに楽しい時間になると思います(^^)

食事の席にゆとりを持つ

流しテーブルの様子


流しスタイルでは、隣の人との距離がかなり近いんだなあということを感じました。

あらかじめパンフレットで見ていた流しスタイルの写真でも、隣同士近いものが多く、実際に式場のスタッフの方にセッティングしていただいた時点でも、自分の料理が置けるぎりぎりのスペースを一人分として、隣の人とかなり近い席となっていました。

そうすると全体がコンパクトにまとまってしまい、空きスペースが目立ちました。

そのため私たちは式場のスタッフの方にお願いをし、隣同士少しゆとりを持った配置にしてもらいました。

端に座る方同士の距離は遠くなりますが、立ってお話しに行けば良いだけなので、全く気になりませんでした(^^)



以上にあげた4つのことを工夫したことで、100人使用可能な大きな披露宴会場で、寂しさなども感じさせずに15人で披露宴(食事会)を行うことが十分可能でした!

プランナーさんのお話を聞くと、式場によっては少しお金はかかりますが本物の大きな木を運び入れたり、天井から布を垂らしたりなど、工夫できることはたくさんありそうですよ(^^)

ぜひプランナーさんに相談してみてくださいね♩

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回は、家族婚における、ペーパーアイテムと会場内装飾について、私たちの実体験をもとにご紹介しました。

友達や上司などを呼ばない家族婚となると、一般的な大人数の結婚式と異なり、準備に悩む方も多いと思います。

また、少人数だと会場が寂しくならないかな、などの悩みも出てくるかと思います。

私たちも同じように悩みながらも準備を進め、当日は悩みを全て解決した満足できる結婚式を行うことができました。

参考になれば嬉しいです。

素敵な結婚式となりますように。


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